PROFILE
ホーム > PROFILE

PROFILE

ご挨拶

絽刺しとは公家刺しとも呼ばれ平安時代には皇族・貴族に江戸時代には大奥で手すさびとして親しまれてきました。 明治・大正時代には男性にも流行し戦地の兵士・船乗りの方々にもお守りとして手遊びとして喜ばれました。 昭和初期に流行した絽ざしも今では糸の需要が少なくなり衰退しています。
 この美しい絹糸で織り成された『絽ざし』を再度日本文化の一つとして普及させるために活動しております。 今後も沢山の方々に次世代そして世界に心を込めた伝統文化『絽ざし』を伝えていけたらと願っております。

 

Rozashi is sometimes called KUGEZASHI, also has been popular as courtier’s stitchery.
It has been popular as a fun of the nobility in the Heian period and also entertained by a technique for embellishing fabric enjoyed by inner palace in Edo.
In the wars of Meiji era, Japanese soldiers and sailors picked up the hobby to while away the time and make lucky charms for family.
Most Japanese have never heard of Rozashi, and even very few who know the term know how it is made. However we hope this beautiful needlework spreads to many people and the next generation.

 

黒川 直子 Naoko Kurokawa

絽刺し作家・フラワーデザイナー ワークショップ、絽刺しの制作等で普及活動を行っている。
また季節毎にホテル、レストラン、旅館のフラワーアレンジメントディスプレイを行っている。
 
2003年『貝甲』(財)日本手工芸協会 協会賞受賞
2006年『雷神』(財)日本手工芸協会 読売新聞社賞受賞
2009年より『銀座 ぜん屋』絽刺しのバック制作
2013年全国伝統的工芸品公募展 入選
(財)日本手工芸指導協会 師範
2019年日本文芸社より『やさしい絽ざしのことはじめ』
2021年フェリシモクチュリエより絽刺しキットを販売中

Archive